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第9回(萩中・羽田サッカークラブ)

 今回お邪魔したのは東京都大田区にある、萩中・羽田サッカークラブ。監督の泉優二さんにお話を伺いました。

答えてくれた監督の泉優二さん



「萩中・羽田サッカークラブ」ってどんなクラブ?
 東京都大田区を拠点として活動しているクラブで、大田区で最初に設立されたサッカークラブです。幼(年中4歳)〜6年生で約80名の選手が所属しています。萩中・羽田サッカークラブでは勝ち負けや、うまい・へたにこだわらず、サッカーを楽しむ、そしてサッカーというスポーツを通じて子供たちが成長することをテーマとしたクラブチームです。

最近の悩み
 現在は萩中小学校、中萩中小学校、羽田小学校と3つの小学校で練習していますが、場所を確保するのが大変ですね。 ジュニアサッカーに限らず、子供たちを地域全体で育てていく教育の場がもっと増えて欲しいと思っています。あと、選手や保護者の方々にはテレビなどでもっとプロの試合を見てほしいですね。

チーム作りで大切なことは
 私は1〜2年生を担当していますが、サッカーは入り口が大切だと思っています。サッカーがうまくなりたいという選手が多いのですが、スキルアップの育成に関しては特にうるさく言わず、選手自身がサッカーを理解し、サッカーが選手たちにとって、どう役立つのかが重要だと思います。
サッカーで成長するということは、人間としても成長するということだと思っています。サッカーをすることで人とコミュニケーションを取ったり、自己主張などすることで人としての視野が広がりサッカーも上達するのではないでしょうか。
 他の選手のプレーや、サッカーの試合を見る事で難しさを把握し、「なんで難しいんだ?」と考えさせています。観察して判断、そして実行する「考えなしに行動して成功するより、考えて失敗しよう」ということが大切だと思います。練習を通して人生を乗り越える力をつけてほしいですね。


「コーンドリブル」

ねらい:一連の流れでドリブル、パス、シュート

 障害物のコーンの間をドリブルですり抜けます。途中ワンツーパスをするポイントでは正確に相手にパスし、走りながらボールを受け取り、最後はシュートで終わります。ドリブル、パス、シュートという基本の動作を流れの中で行える練習です。

「2対1ワンツーシュート」

ねらい:ゴール前での2対1。(パス出し、パスの受け取り、シュート)

 オフェンスは2人、ディフェンスは1人で行います。ディフェンダーがプレスに来るので、オフェンスは素早くワンツーパスを出します。パスを出す人は味方の位置を確認し、パスをもらう人はオフサイドを気にして受け取らなければいけません。
 オフェンスはマイナス方向にパスを出したり、フォローしあってパスをまわし、ディフェンダーの裏をつくようなスルーパスが出せたらベストです。

「手を使ったゲームトレーニング」

ねらい:判断力と実践を意識したゲーム

 基本はゲーム形式のルールなのですが、線で仕切られた中央のスペースだけは手のみを使わなければいけません。その中央のスペースでボールを持った選手は動けず、味方に投げたり転がしたりしてパスを出します。線で仕切られた中央のスペースを越えたら足のみを使わなければいけません。
 自分の居るポジションを素早く判断して手を使うのか、足を使うのか常に考え、周りを見ながらプレーすることが重要です。
編集部コメント

 今回取材させて頂いた萩中・羽田サッカークラブの練習を拝見して、選手たちが自由にのびのびとプレーしていると感じました。それはただ好き勝手にという意味ではなく考えてプレーすることによって、自由な発想でプレーが出来るという意味です。クラブに規則や堅苦しい事が一切無く、楽しんでサッカーができるチームだと思います。
 3年生からは考えるサッカーを意識した練習を行なっています。時には監督やコーチから厳しい指摘が入りますが、選手とコミュニケーションを取ることで選手は何が違っていたのかを理解し、成長していく上で何が一番ためになるのかをとても大切にしているチームだと思いました。
また、土曜ということもあり保護者の方々も多く駆けつけていて、クラブ内の全員がわきあいあいとしていました。クラブチームを通して地域全体で子供たちを育てるというすばらしい環境が育まれていると感じました。


(ジュニサカ編集部)
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