延長の末、ともぞうSCが初の全国出場へ 大会結果はこちらから
第32回全日本少年サッカー・栃木県大会が6月14日(土)、栃木県グリーンスタジアムで準決勝と決勝戦が行われ、勝ち残った4チームが激しい熱戦を繰り広げた。そして、決勝戦に勝ちあがったのは、栃木SCジュニアとともぞうSC。
栃木SCジュニアは、準決勝では、今年3月に行われた『関東ジュニアサッカーフェスティバル』で、鹿島アントラーズジュニアを負かすなど、自信をつけて勝ち上がってきた、前評判も高いFCスピリットを2−1の接戦の末、勝ち上がった。一方のともぞうSCは、選手ひとり1人がポゼッションサッカーを意識して、さらには高い技術を生かして勝ち進んできた。決勝戦までで、21得点無失点という強さで。
決勝戦、序盤から仕掛けたのは、準決勝でもそのスピードある攻撃を展開していた栃木SCジュニア。スルーパスを使ってサイドから攻撃のリズムを作る。そして、前半8分、中央でボールを持った選手が左サイドのスペースを狙ってスルーパス。それが味方にうまくつながり、そのまま持ち込んでシュート。栃木SCジュニアが先制した。しかし、その直後、反撃に転じたともぞうSCの7番・渡辺君がDF2人に囲まれながらも個人技をうまく使って抜け出し、ゴールを決めた。約2分間で両チームが1点ずつを挙げ、試合の動きが慌しくなるかに思えたが、その後は試合の流れが落ち着き、前半戦を終えた。
後半に入ると、両チームとも各々の良さを出しながら、攻防が繰り広げられていった。しかし、ともに、最後の決め手のところで、守備陣が精神的強さを見せ、踏ん張る。このまま無得点で延長戦にいくかと思われた後半18分、栃木SCジュニアに決定的なチャンスが訪れる。ペナルティエリア付近で、もみ合いになって出たボールが栃木SCジュニアのFW選手の前に転がった。GKと1対1となり、シュートを放ったが、無情にもそのボールはゴールバーを叩いた。まだまだ照りつける日差しのもと、勝負は5分ハーフの延長戦へともつれ込んだ。
激しい熱戦の決着はどちらにつくのか。それでも、延長前半5分を終えてもなかなか得点は動かない。後半に入り、選手たちの動きにも疲れが見え始める。しかし、終了直前。ともぞうSCが栃木SCジュニア陣地のペナルティエリア付近でファールをもらい、絶好の位置からのフリーキックのチャンスが訪れる。キッカーはキャプテン・手塚君。強烈に左足インステップで蹴りこんだシュートは、見事にゴール右隅に突き刺した。
激しい戦いを制し、初の全国大会出場を決めたチーム創設8年目のともぞうSC。『ともぞう』とは、長谷川具三(ともぞう)監督の名前からついている。「全国では、新しい栃木のサッカーを魅せたい」と語った監督。本大会での「ともぞう」旋風にぜひ期待をしたい。
大会フォトハイライト
各チームの集合写真・コメント
| 関東8都県大会レポート | ||























